東京未来大学とカンボジア。
1stタームの開始は来月からですが、
思ったより早く教科書が届いたので、
教科書を読んでおくことにしました。
1stタームに履修する教科は
子ども学と家庭福祉学。
まずは子ども学を、と思い、
教科書の最初のページを開くと、
意外な方のコメントが。
“はじめに”の文章を書いていたのは、
小山内美江子さんという方。
この方は脚本家さんで、3年B組金八先生も手掛けています。
そしてカンボジアで学校建設や教育支援を行う
“JHP・学校を作る会”の代表でもあります。
知らなかった~
金八先生のドラマの跡地に東京未来大の校舎が建てられているのも関係あるのかしら
とか思いつつ、
同時に約7年前に旅行で訪れたカンボジアの思い出が蘇ってきました。
カンボジアで大量虐殺が行われた刑場跡、キリングフィールドを訪れた時のこと。
過去に起きた悲惨な事実を実際の現場で目の当たりにし、
気持ちが沈みに沈み切っていた中、
「キリングフィールドに行くなら、近くに日本の支援でできた学校があるから覗いておいでよ~」と友だちに勧められていたことを思い出し、
悲しい気持ちのまま重い足取りで見に行きました。
特にアポを取っていたわけでもなかったので、校舎の外から中をのぞいて、
元気に学んだり遊んだりする子どもたちの姿や、明るい笑顔を見ているうちに、
「過去の歴史は悲しい事実だけど、この国には明るい未来がある」
と、気持ちが救われたことを覚えています。
この学校が小山内美江子さんが代表を務める“JHP・学校を作る会”が
建設した学校だったようです。
東京未来大学に入学し、
一番初めに読み始めた教科書の“はじめに”で、
そんな思い出を振り返ることになるなんて、
なんだか、不思議な気持ちになりました。
『教育=未来』
カンボジアだけでなく、
これまでいくつかの発展途上国の教育現場を訪れ、
ボランティアを通して感じたことです。
「東京未来大学」なんて最初はちょっとダサい名前だな、
なんて思ってたけど、(ゴメンナサイ)
いや、いい名前かも。
コロナが落ち着いたら、
また、海外の教育現場に足を運んで世界の子どもたちに会いに行きたいな。